お願いがあります。
今の気持ちをどんなふうに皆さんにお伝えすればいいのか、よくわかりません。
このブログを見に来てくださっている方にお願いするよりも、もっと違うところで訴えた方がいいのかもしれません。
でももうそんなことはどうでもよくて、とにかくお願いしたいことがあります。
【どうぶつたちにえさをあげないでください。】
あえて、小さなお子さんでも読めるようにひらがなで書きました。
動物たちは、体調管理のために食べ物の量や質が全て決められています。
ペットを飼っていらっしゃる方はご存じと思いますが、動物それぞれに、アレルギーを起こす要因になるために食べてはいけないものもあります。
動物たちが欲しそうにしても、食べたいといって口を開けて待っても、動物園で準備されてその動物用に販売されているえさ以外は、絶対に与えないでください。
軽い気持ちであげた食べ物が、動物にとって重い病気を引き起こすことがあります。
そして、原因を探ろうとしても、飼育員さんはその食べ物を食べてしまったことなど知るはずもなく、そのために治療が遅れることもあります。
人間のように「ここが痛い、あそこが苦しい。」なんて言うこともできず、ましてや麻酔をかけなければ治療できない動物だっています。
また動物園には、日本国内でほんの数頭しか飼育されていない動物もいますし、亡くなってしまったらもう二度と動物園で見ることができないような貴重な動物たちがたくさん住んでいます。
来てくれてうれしかったですよね。奇跡ですよ。
そんな動物たちが、健康にそして幸せに暮らせるように、皆さんが願い、行動していただきたいと思います。
保護者の方々もそういったお話を動物園で子どもさんたちとしていただけると、とても嬉しいです。
動物たちにえさをあげてはいけない。
それは、飼育員さんに怒られるからでも、怖いお姉さん(私は決しておばさんではありません、あくまでも(笑))に注意されるからでもありません。
「よろしくお願いいたします。」 ユキ
動物園にいてくれる動物たちに感謝して、
今日も元気でありがとう、と彼らに伝えてほしいと思います。 (に)