鶏が水を飲む。
先日の読売新聞、編集手帳にラフカディオ・ハーンの残した言葉についての記事がありました。
ご覧になりましたか?
彼に関しては、日本の怪談などを外国語で書いて出版したこととか、日本をこよなく愛していた、その程度の知識しかありませんでした。が、この記事を読んで、もっと彼について知りたくなりました。
なんて感受性豊かな人なんでしょう。
実は私、動物園に通うようになるまでは、鳥にさほど興味がありませんでした。
なので、鳥をじっくりと観察することもなかったのです。
ところが、鳥たちを眺めるようになってから、おもしろいなぁと思うことがたくさんでてきました。
その中のひとつ。
鳥たちがどうやって水を飲むのか、初めて知りました。
物理的に流し込むために、上を向くのでしょうが、そのしぐさがとてもかわいくて、好きです。
かわいいかどうかは別として、錠剤の薬を飲みこむとき、私もあんなふうに上を向きますが・・・( ̄ー ̄)ニヤリ
で、話は、ラフカディオ・ハーンに戻ります。
彼が一時期住んでいたアメリカの、ニューオリンズにあるという迷信について、彼は、こう語ったそうです。
『鶏が水を飲む。
水を飲んでは上を向く。
あれは、神様に水をくださったお礼を申し上げてる、と言うんだ。
科学的にはナンセンスだ。
しかし、鶏を見て、ああ水を飲んでる、と思うだけの人間と
ああ神様に感謝していると思う人間と
どちらの心が本当の意味で豊かだろう。』
より一層、鳥たちがいとおしく思える、心温まる記事でした。
みなさんは、どう思われますか? (に)
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