写真で見る東日本大震災と動物園・水族館
昨日はお天気が最高によくて、動物園日和でした
どの動物も本当に気持ちよさそうに眠っているから、私まで眠くなりました
さて。
動物園内の展示館にて、2月11日から始まっている
『写真で見る東日本大震災と動物園・水族館』の特別企画展ですが、ご覧になりましたか?
震災で甚大な被害をうけた「仙台市八木山動物公園」「マリンピア松島水族館」、そして「環境水族館アクアマリンふくしま」の3園館について、被害状況や復興・再開までの取り組みが写真で紹介されています。
八木山動物園は、ライフラインの復旧に、電気3日、水14日、そしてガスは36日かかったのだそうです。
エサ不足、水不足、暖房のための燃料不足で体調を崩す動物たちもでました。
そんな中、地元の業者が自前のトラックで水を運んでくれたり、日本動物園水族館協会を中心に加盟の園館が、支援に動きました。
職員の中には、親族を亡くされた方や家を失った方も。そんな中でも動物の飼育や復旧作業を続けられました。
私は、「環境水族館アクアマリンふくしま」が再オープンの式典の写真が好きです。
式典に参加された市民の方々でしょうか。それとも一緒に復旧作業をされた方々かもしれません。多くの方が、カメラを持った手を高く上げて、ステージの様子を写真におさめている姿がとても印象的でした。後ろ姿なので顔の表情は見えませんが、みなさんが本当に心から待ち望んだ日だったのが伝わってきました。
いろんな思いが交錯して、胸がじ~んとしました。
絶望、そこから立ち上がる強い気持ち、命を預り、そして守るということ、希望、思いやり、絆。そこにある写真は、様々な感情であふれていました。
この地球に生を受けたもの。
今日、私を幸せにしてくれた動物たちも、一緒に笑った人たちも、
そして
これから先きっと会うであろう動物たちも、まだ会ったことのない人たちでさえ、
どこかでつながっていて、今があるんだなぁ。
そんなことを思いながら、展示館を後にしました。
もしも時間が許すなら、是非展示館に足を運んでみていただきたいです。
5月6日(日)までです。
あと1週間ほどですね。お急ぎくださ~い (に)