レッサーパンダのお引越し。
飼育員さんのブログにありますように、11頭の大所帯だったレッサーパンダ舎から、3頭が旅立ちました。
まずは先頭を切って、栃が旭山へ。
子供たちとの最後(が近づいてきた日)の晩餐。
眺めていると、それぞれに好きなものがあるようで、好きなものを選んで食べていました。探して食べるから、お皿からいろんなものがこぼれ落ちます。
栃が旅立った翌日、子供たちのことが心配で、のぞいてみました。
お母さんを探して鳴いてたら・・・
って
寝てるんかい
飼育員さんの話によれば、少し探すそぶりはしていたそうですが、「ん、まぁ、いないのか。」ぐらいだったとか。それはそれでいいのかな
それからコジロウが、市原ぞうの国へ。
なにせ大所帯のレッサーパンダ舎。なかなか外に出てくるみんなに会うのは、至難の業です。
「今から、少し出しますよ~」と聞けば走って行き、「朝早いうちに、少し出ていますよ」と聞けば、早出して私なりにコジロウを心に残そうとしました。
コジたん。君は恐がりやさんだから、ちょっと心配。早く新しい環境に慣れるといいね。
コジロウは、そんな私の心配にはおかまいなしに、広い運動場をかけまわって、マーキング。いろんな臭いがするぞな、もし。
今頃は、どうしてるかなぁ。
そして、ラストを飾るのが、優花。とべ動物園へ。
少し前に、背中に「ZOO」と書かれた作業服を着た人たちを見かけたお話をしました。
覚えていらっしゃいますか?
とべ動物園の方々でした。優花のお迎えに来られたそうです。
優花が入るケージを持った飼育員さんを発見
しばらく外で待っていたのですが・・・
優花は、初体験の出来事にとまどって、なかなかケージに入らなかった様子でした。
普段と違う物音に、隣接する運動場にいたリボンとコタロウは、
「きゃぁ~~~~」「こわ~~~~い」
一番高いところまで登って、下を見ています。そこに上がってどうなるわけでもないんだけどな。
笑える
そして、ついに
荷台にちょこんと乗せられたケージ。
ちょっぴり不安そうな優花。
「大丈夫だよ 気をつけて行くんだよ。また必ず会いに行くからね。」
ケージを乗せた飼育員さんの車が出発しました。
「ばいば~い。元気でいてね。」車が見えなくなるまで、手を振りました。
正直、ちょっと淋しい
でも
徳山動物園にいた動物たちが、日本のどこかにいてくれる。
その動物たちに会いに行ったときに、心に湧いてくるこの誇らしげな気持ち
3頭が旅立って行った動物園がまた、行きたい動物園リストに加わりました。
みんな元気で。いいニュースを聞けるのを楽しみに待っています (に)