「ちりめんモンスター」「ちりモン」?
ポケットモンスター ポケモンならよく知っているけど・・・
ズークラスで見た「ちりモン」は、かわいいピカチューとはちがって、ひからびて目が白くて小さいけれど、ちょっぴり恐い、まさにモンスターでした
食卓でおなじみのちりめんは、栄養がいっぱいで、おいしくて・・・
小さな白い魚の中に、そんなにいろいろなモンスターが、かくれていようとは、考えられませんよね。
ズークラスでのちりめんは、和歌山と大分からやってきたものです。
小分けにされたちりめんを受け取った小学生や家族連れは、紙いっぱいに広げた中から、ちりめんとは違ういろいろな生き物を見つけていきます。
目を皿のようにして・・・これはけっこうはまりますよ。
細長いタチウオの赤ちゃんや、うすピンク色をしたミニイカ、ミニタコ
名前はわからないけれど、平べったい魚、フグもいるみたい。ラッキーな人は、タツノオトシゴを見つけることができました
タツノオトシゴって日本の海のいたるところにいるらしいのですが、案外、自然の中では見たことないですね。水族館などではおなじみですけど・・・
結果「ちりモン」は、26種類もみつかりました
より出した「ちりモン」たちを、はがき大の用紙に張りつけていくと、ちょっとした標本となっていきます。
ふれんZOOのメンバーたちも、参加者が「終わりました」と返してこられるちりめんに、まだ何か隠れているのではと、ゴソゴソかきまわしたりしていました。
実は後日、自宅の冷蔵庫に買っていたちりめんの袋を開けてさがしてみました。食品として売られているのですから、きれいに「ちりモン」は、とりのぞかれていましたが、小さいイカが10匹くらいみつかりました。やったね
このちりめんの世界は海の中でした
こんなに1種類だけでいるはずもなく、むしろいろいろなものが、混ざりあっているのが、自然の姿。両手にすくえるほどのちりめんは、実は海の世界をぎゅ~とちぢめたものなんだなと改めて思いました。
選り分けられた「ちりモン」たちは、動物のエサになったりして、別のところで役立っているのでしょうかね。
命をつなげるものとして・・・
さて、いよいよ動物の観察です。
今、動物園では展示館で、タツに関係のある生き物が展示されていて、それぞれについて飼育員さんにお話をしていただきました。
黒いタツノオトシゴがいます。ほんとに不思議な生き物です。すっとぼけた顔をしていて、実は肉食なんてびっくり
あのゆらゆら泳ぎでハンターになれるのかしら。
アマゾンで有名なアロワナは、中国語で「龍魚」。りっぱなウロコが龍を思い起こさせるのでしょうか。
爬虫類好きの方には、かわいいウォータードラゴンや、色鮮やかなファイアサラマンダーという両生類も見られますよ
ぜひぜひ本物を見にいらしてください。
動物園には今年の干支にちなんで、<タツのおはなし>というリーフレットも置いてあって、タツノオトシゴのへぇ~に出会えるかもしれません
もうすぐ2月のズークラスもあります。
2月18日(土)
★工作★ ツル型宝箱づくり 14:30~ 中央ステージ前 (定員 30名程度)
★動物の観察★ ツル類 15:30~ 中央ひろば集合
「ツルはたからもの」と題して、工作をします。また、動物園で飼育しているツルたちや、周南市八代地区に渡ってくるツルのお話があります。
参加してくださいね。
お待ちしています。暖かい日でありますように (ななお)