7月のZOOクラスは、毎年恒例でホッキョクグマがテーマです。
野性のホッキョクグマが今どんな環境にあるのか、そして彼らを守るために私たちにどんなことができるのかを学びます。
台風が去って少し涼しかった20日と、ギラギラ太陽が照りつけた23日に開催しました。
まずは、白いうちわに絵を描いたり、切り抜きを張ったりしながら、世界にひとつしかないマイうちわを作りました。
毎年のことですが、みなさんの独創性にうなりながら、工作の時間は過ぎていきます。
今年は節電がうたわれているせいか、白いうちわが品薄らしいです。
いたるところで、マイうちわを作る会が催されているのかもしれませんね。
工作の後は、「しろくまのこえ」という絵本の読み聞かせがありました。
これが現実とはいえ、切ないお話で、私はこの絵本を涙なしで読めたことがありません。
話の内容を知っていても、聞くたびに、こういったことが今の北極で起こっていると思うだけで胸が締め付けられます。
参考までに、この本は、WWFでも販売しています。
興味がある方は、是非どうぞ。
さて。泣いたら笑わなくては。
後半は動物の観察
わ~いわ~い
ユキを見ながら、ホッキョクグマについて、お話を聞きました。
『温暖化防止のために、これから自分に何ができるかを考えて書いたことを発表してくる人?』
『は~い』とすぐに手をあげてくれました。
1年生だという彼女は、すっと立ち上がり、みんなの前にでて、発表してくれました。
『なるべくエアコンはつけないようにしたいです。』
『使わない電気は消します。』
素晴らしい
お話を聞くだけでも十分楽しいのですが、食べるところを観察できるのは、楽しさを倍増させてくれます。
ホッキョクグマの食べ方、ご覧になったことがありますか?両手で食べ物をうまく挟んで食べたり、人間でいうところの足の甲に食べ物を乗せて食べたりします。かわいいです
そして飼育員さんが投げた餌をナイスキャッチした瞬間もパチリ
ユキの豪快なジャンプも見れました。ちょっと水しぶきがかかりましたか?
食べ物をゲットするために飛び込む時と、遊びで飛び込む時は、飛び込み方が違うような気がします。おっと、これはちょっとマニアックですかね
私は、いつもこの動物観察が本当に楽しみで、よく主催者だということを忘れてしまうのですが、今回あからさまな出来事がありました。
最初の回で、飼育担当さんがユキにおやつをあげていた時のこと。
『ホッキョクグマは、お肉が大好きだと思われているでしょうが、お魚も食べます。はい、これ なんのお魚か、わかりますか?』と、を高~くあげて質問されました。
間髪を入れず
『あじ~ぃ』
元気な大きな声で答えてしまいました。
はい。そうです。私が、です
そこで飼育員さん達から失笑を買い、はっ
ここは、子供たちが考えて答えるところであった・・・と気づく・・・
ご、ごめんなさい
20日と、23日では、お話を聞かせてくれた飼育員さんが違いました。
ユキの表情も違ったりして、これもまた別の楽しみ方ができました。
ユキの呼び方ひとつとっても、違います。
初回の飼育員さんは
『はぃ、はぃ、ユキっ、はぃ』というかんじなのですが、
別の飼育員さんは
『はい。ユキぃ~~』ってなかんじです。ふふふ、おかしい。
飼育員さんのことをご存じの方は、今頃「ぷぷっ」って笑われているでしょうね。
あぁ、今月も楽しいZOOクラスでした
来月のZOOクラスは・・
8月24日(水)
海に暮らすいきものたち
貝殻でオリジナルの動物をつくります。
工作は、14:30~です。
夏休みの宿題にもいいですね。
木工用ボンドか接着剤を持ってきてください。
そして、動物の観察は、15:30~です。
貝とおなじ海で暮らすペンギンの観察をします。
相変わらず長~いお話につきあってくださって、ありがとうございました。
皆さんと動物園でお会いできるのを楽しみにしています (に)