« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »

2011年4月の記事

2011年4月29日 (金)

かくれんぼの答え。

GWになりました。
英国では、ロイヤルウエディングが行われましたね
ご覧になりましたか?

お天気もよくて気持ちいいから、動物たちもウキウキしてますよ
是非、みなさんもハッピーを探しに動物園にいらしてください。

さて、先日の『かくれんぼシリーズ 第2弾!』ですが、投げっぱなしにするつもりでした。が、『マリはどこにいるんですか?』と何度か質問されました。

?そんなに難しい?

私は、この現場を見たとき、噴出してしまいました。
大慌てでシャッターを押しました
写真だとなかなかその空気が伝わらないのが残念です。

正解は、

2

です。

ところでこの話をうさこさんとしていたとき。
うさこさんが、石垣のところにゾウが3頭写ってるよ、って言われて。
ひぇ~~~~心霊話か!と思ったらそうでなくて、ひと安心
石垣の形で、面長のお父さんゾウと、お母さんと子供のゾウにみえるよって。
うさこさんの想像力ってすごいです。みなさんには、わかりますか?
1頭はなんとなくわかるかも・・・。
教えて、うさこさん。    (に)

2011年4月23日 (土)

ユキのその後・・・

ホクトが星になってから、49日が経ちました。
ホクトにたくさんの温かいメッセージを頂きまして、本当にありがとうございました。
ホクトも喜んでいると思います。
みなさんから頂いたメッセージは、ゴールデンウィークが終わる頃まで、ホッキョクグマ舎のまわりに飾られるそうです。ただ、飼育係さんの話によれば、もしかしたら全部で千枚くらいあるのではないかというほどたくさんになったそうで、残念ながらその全部を飾ることができないそうです。心苦しい限りですが、どうかご理解ください。

動物園から、ホクトがこんなにも愛されていたと改めて知り、一人になったユキが幸せでそして元気に暮らしていけるように飼育していく旨、メッセージボードに掲示してありました。

さて、一人になったユキのことを心配される声をたくさん聞きました。
ユキちゃんはがっかりしていない?淋しそうでない?
ユキはどう思っているんでしょうね。
食欲は落ちていない?
ふふふ。しっかり召し上がっていらっしゃるそうですよ。
ユキが食いしん坊でよかった!

なにはともあれ・・・
おかげさまでユキは元気です。
春になってお天気の日は、プールで過ごすことが多くなりました。

これはある日のユキです。

遊び→いつもの寝部屋を覗き込み(ここでユキの癖をご確認ください^^)→チラ見→ジャンプ
ひととおりお見せしました♪
遊びながらも『見てる?』『見ててよ』と言わんばかりにこちらをチラチラ見る姿が、もぉたまりませ~ん。
楽しんでいただけましたか?    (に)

2011年4月19日 (火)

かくれんぼシリーズ 第2弾!

果たして1弾があったかどうかと思ったあなた。

ふふふ。
以前は『かくれんぼシリーズ』と銘打ってなかったのです。

ゴンタを探せ!でした。

さて。
今回は、マリを探せ!です。

マリちゃん、どこにいるかおわかりになりますか

Photo_3

たまには、こんなのも楽しいですよね? (に)

2011年4月14日 (木)

ミナミ

園内を歩いていると「カン、カン」と聞きなれない音が・・・。
なんだろうな、と音のする方向へ足を進めてみると、アルミのお皿(?)と格闘しているミナミさんがいました。

遊んでいるのか、ご飯を催促しているのか、よくわからないけど、少なくともミナミさんご本人はかなり楽しんでおられたようにお見受けしました。

彼女は、2003年4月18日生まれ。
おっと、もうすぐお誕生日ですね。
ポニーの運動場にある看板によれば、好奇心旺盛で、いたずら大好きなジャジャ馬。
それでいて、がんばり屋さんなんだそうです。

わかりますよね。
ひっくり返ったアルミのお皿。元にもどすまでがんばるところとか。

徳山動物園では、5頭のポニーを飼育しています。
どんなポニーで、どんな名前か、ご存知ですか?
すぐにわかる方も、そうでない方も、是非動物園に会いに来てください。

ジャジャ馬(ジャジャポニー?)のミナミも待っています♪ (に)

2011年4月 9日 (土)

ロメオとジュリエット?

園内には2種類のクジャクが飼育されているのをご存知ですか?

マクジャクとインドクジャク。

マクジャクは、中国南部からマレー半島に多く住み、緑色がかっています。インドクジャクはインドに多く分布していて、キレイな藍色です。

徳山動物園でクジャクは、向って左側に『マクジャク』、右側に『インドクジャク』が住んでいます。
最近はオスのディスプレイ(羽を広げてメスにアピールする求愛行動)がさかんに行われているので、ここで足を止めて写真を撮られる方をたくさん見かけます。
そして。
以前お話したとおり『にゃお~ん』と鳴いています。
もっともこの『にゃお~ん』という表現を使うのは私だけのような気がしますが
それにしても、徳山動物園のクジャクたちは、鳴く回数が少ないと思いません?モテ度低すぎ?

実は近頃ずっと気になっているのが、インドクジャクのメスさん。
彼女は、3羽のオスと同居しているんですが、どうも彼らには興味がないようで、常にお隣りにいるマクジャクのオスばかりを見ています。

こんなふうに・・・

Dvc00358

もしかして・・・種族を超えた恋?

飼育員さんも「そんな気もする・・・」と。
「やり手ですな、インドクジャクさん。肉食系女子か?」ぷっ

あなたの思いは届いたの?なんだか切ないね。
まるでロミオとジュリエット

そこまで思って、いや、待てよ。
ロメオとジュリエット?と思った。

いやいや、ロメオは徳山動物園のチンパンジーだ

ロミオとジュリエットで正解

それから数日後に目撃したこんなシーン。

マクジャクのメスさんとインドクジャクのオスくんが、柵越しに行ったり来たり。

Dvc00363

君たちもなの?
二人を隔てるこの柵が憎らしい・・・とでも聞こえてきそう。

そこで人と話していたのでしっかりと見ていなかったけれど、その後、マクジャク舎内では「闘牛ショー」が披露されました。

「闘牛ショー」って勝手に私が名づけました。
だいたい想像がつきますよね?

メスたちは、オスの羽を広げるという求愛行動に全くといって興味がないように私の目には写ります。だからいつも「決して振り向かない女たち」とキャプションをつけたくなるのですが

その時は違いました。

オスが羽を大きく広げていて、その真正面にメスがいました。
お互いが向き合っています。
オスは「いかがかな~」「オレ様はすごいであろう」とかなんとか言いながら(たぶん)ファサファサ~、ファサファサ~と音をさせています。
それを見たメスは、気持ちが高ぶってきたのか片足で地面をかいて砂ぼこりをあげていました。赤い色を見て「突っ込むぞぉ~」と前足をかいている闘牛を思い出したわけです。

これって求愛成功のサインだったりする?
ただ「そこ、どいてよ」とかだったら、これまたおかしいですが
また飼育係さんに出会ったら聞いてみましょうか。

それにしても、しばらくクジャク舎から目が離せません。
クジャクたちの恋のゆくえ、どうなることやら。

と、ここまで書いてみたものの、なんだか私の妄想話にみなさんをつき合わせてしまった気がしなくもないです・・・。
が、
私が言いたいのは
私はそんなふうに感じるのですが、みなさんはどう思われますか?
是非クジャク舎の前で観察してみてください。
ということなのです

ところで。
羽を広げたクジャクは本当に美しくて見とれてしまいますね。ただ美しいのは前だけじゃありません。私は後姿も好きです。

Dvc00364
だって彩がとてもキレイなんですもの   (に)

2011年4月 2日 (土)

恐竜工作やります!

恐竜現る

もうご覧になりました?
中央広場ステージ前に恐竜がいます!

Photo_5   

キング オブ 恐竜! Tレックスです。
あ、向こうに見える翼竜は、プテラノドンかな?

こう見えて(あれ?見たとおりかも?)これ、かなりの大きさです。
そして何を隠そう、ダンボールでできています。
発想がすごいですよね。しかもこの立体感!
頭や足の骨格に肉付きを見てください。
近くでみてもダンボールでできていると想像しがたいほど完成度が高く、素晴らしい出来栄えだと思います。圧倒されます。

ずいぶん前になりますが、某博物館でティラノサウルスをじ~っと観察していたとき、がぁぁ~ともきぃぃ~ともつかないこの世のものとは思えない声でほえられて、あまりのリアルさに凍りついた記憶があります。
それを思い出しました

東陽小学校6年1組のみなさんが作ったものだそうです。
完成するまでの様子が手前に掲示してあります。
へぇ~、がたくさんあります。是非ご覧になってください。

ところで来る4月11日より、展示館で『恐竜フィギュア展』があることは動物園のホームページにも掲載されています。

それにちなみまして恐竜工作をしますよ。

工作おじさまからお知らせ。

『ティラノサウルス、ステゴサウルス、トリケラトプス、スーパーサウルスなど5種類の恐竜を用意しています。いずれもゴムの動力で動く工作です。
色のつけてある恐竜は、15~20分で仕上がります。』

日時 9日(土)10時~12時まで
      
先着25名を予定してます。
雨天の場合は、10日(日)に順延予定。

皆様のお越しをアパトサウルスくらい首を長くしてお待ちしております

行ってらっしゃい。

やっと春の足音が聞こえてきたかな、と思えるようになりました。
たくさんの蕾たちが開花を待ちわびている様子だった園内の桜は、一斉に咲き始めました。
昨日見た景色と今日見た景色が違って見えるほどです。

1日からは、毎年恒例の夜間開園が始まりました。午後8時まで動物たちと過ごせます。
今日、動物たちは昼間しっかりとお昼寝していたから、残業もきっと大丈夫なはず

夜に眺める桜はまた、昼間のそれとは違って妖艶ですらあります。
桜ほど昼と夜の表情が変わる花(木?)はないかもしれませんね。
動物たちも、桜も、みなさんのお越しをお待ちしております。

ところで、ついに八代にいたナベヅルたちはシベリアへ旅立ちました。
31日の朝のことです。
放鳥ヅルが少し遅れをとったものの、一緒に過ごしていた野生ヅルと放鳥ヅルの11羽がそろって北帰行したそうです。
それを聞いて安心しました
シベリアまでの長い長い旅。やはり『チーム八代』として飛んでいただきたい。

31日の出発は、今までで最も遅い記録になりました。

実は、数日前に一度旅立ったものの、30分後に戻ってきたそうです。
なにかしら不都合があったのでしょうね。

先日友人と、この北帰行する日を誰がどうやって決めるのだろうと話に花が咲きました。私たちの妄想が炸裂し、ああでもないこうでもないと話しました。
結果、まゆ毛がはえてそうなお年寄りで物知りのおじいさんツルが、なめた人差し指を高々とあげ風向きを見て、あとは天気やら臭いやらで決めるのであろうと・・・

ツルたちは、いつもの徐々に高度をあげて見えなくなる出発パターンではなく、低く飛んだままで姿が見えなくなったそうです。

そんなわけで、ゆっくりとさようならを言うことはできなかったけど、どうか元気で旅をしてね。
そして、きっとまた来年八代にみんなで戻ってくれる日を楽しみにしています。

新聞で、飛んでいくナベヅルの写真を見たとき
なんだかもう胸がいっぱいになって
目頭が熱くなりました。

ツルさ~ん。
どうかご無事で。安全な旅を心から祈っています。

行ってらっしゃ~い。   (に)

« 2011年3月 | トップページ | 2011年5月 »