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2011年3月の記事

2011年3月31日 (木)

TOKUYAMA ZOO CLASS~3月~開催しました♪

ちょっと前までの寒さがうそのように春らしくなってきましたねヽ(´▽`)/

さて、3月26日TOKUYAMA ZOO CLASS~3月~を開催しました♪
今回は1年間を振り返る「おさらいスタンプラリー」

昨年4月から今年2月までに取り上げた動物のうち8つをピックアップ
その動物はこちら↓
マレーヤマアラシ、ツキノワグマ、ホッキョクグマ、カメ、アミメキリン、ウサギ、ツル、レッサーパンダ

意外にマレーヤマアラシの場所を知らない参加者がいてビックリでしたΣ(゚д゚;)


スタンプラリーの後は、クイズの答え合わせと絵本の読み聞かせ。絵本は「どうぶつさいばん ライオンのおしごと」というお話。


その後は絵本にも登場したライオンのエサやり体験( ^ω^ )
棒の先に馬肉をつけてモイカくんに食べてもらいました。
すぐそばで見ているシジミちゃんが「私にもちょーだい❤」と飼育員さんにねだっていました(o^-^o)
Photo


体験終了後、隣のアムールトラのケンくんを見てみると・・・よ、よだれが・・・w(゚o゚)w食べたかったんでしょうね(笑)


次回は4月16日(土) タイトルは「タネまき大作戦」
みなさんのご参加をお待ちしておりますo(*^▽^*)o    (マッキー)

2011年3月30日 (水)

答え。(最初に質問をご覧ください)


う~ん。やっぱりわかりづらくてごめんなさい。

コウメが鼻をぐっと押しているのがおわかりになりますか?
ムンクの『叫び』のしゃもじのようなレバーを押すとじゃ~っと水がでます。

そうです!自動給水器!

どうでしょう?そう思って、もう一度動画を見直してみてください。
はは~ん、なるほど。と思えます。
私はこの動作を初めて見たとき、『うぅ~ん、すごいね。』と思わず言ってしまいました。
感心するやら、おもしろいやら。

実はこの動画を撮る前にコウメは1回同じようにして水を飲みました。
私が、慌てて携帯をだしても間に合うはずもなく。
気を取り直して携帯を構えて『コウメ、もう1回お願い』と言うと
ちゃんともう一度同じ動作をやり直してくれました。しかも、ちゃんと私のキュー出しを待つかのように静止して待ってくれているところがとてもかわいいと思います。

アキのところにも設置してありますが、まだ覚えてないようですね。
コウメお母さんの真似をして、自分でお水が飲めるようになるのは、いつかしら?

最近、ふれんZOOの仲間が時々このシマウマのところで動物ガイドをしていますよ。
楽しいお話、是非聞いてみてください。
そしてこの自動給水器から水を飲むコウメを見にいらしてください。
お待ちしております。
あ。でもいつ飲むかはコウメに聞いてみてくださいね。  (に)

さて、これ何でしょ?

突然ですが、これ何だと思われます?

Photo

魔法のランプの形にムンクの『叫び』みたいな顔したしゃもじがついていて
受け皿だけをみたら、以前、祖父母が住んでいた家のトイレには、こんな手洗いがありました。
あっ!わかるって思われた方、昭和生まれですね~?うふふ。

実はこれ、グラントシマウマたちのところにあります。
私たちが立つ位置からでは、こんなふうに見えません。
これ、飼育担当さんにシマウマの立場になって、撮っていただきました。

だいたいの想像はつくものの、『これって何のためのものだろう?』とずっと思っていました。

では、コウメちゃんに見せてもらいましょう。

ただし、この日は非常に風が強かったうえに、みなさんもご経験があると思いますが、屋外では携帯の画面が見えにくく、うまく撮影できていませんでした。なにしろ撮影角度がよくないです。
そんなわけで、びっくりするほどわかりづいらいですが

さぁ、五感を研ぎ澄ませて、よ~く観察ながら音にも耳をかたむけてくださいね

つづく・・・    (に)

つづく・・・   ってびっくりしました?

2011年3月26日 (土)

車椅子の贈呈をしました

3月20日 徳山動物園内において、島津市長にお越し頂き車椅子の贈呈式を致しました。

Mokuroku

又、思いがけず感謝状まで頂きましたことを皆様にお知らせいたします。

プルタブ集めに協力頂いた皆様の力により、車椅子を購入することが出来ました。

こころより感謝申し上げます。

           「 ありがとうございました  」

頂いた感謝状は皆様への感謝状です。ボランティアルームの外から見えるようにかけますので、ご来園の折には是非ご覧いただければと思います。Kanshajou

車椅子は2台です 名前をつけました

   みんなのプルタブふれんずー 3号 と 4号   です。

Krmis

( 昨年2台贈呈したものが1号と2号です )

皆様に気軽にご利用いただけますよう願っています。

皆様の集めてくださったプルタブが車椅子になって、お客様がご利用になります。

そのお手伝いをしている私たち周南ふれんずーは、暖かい気持ちを頂いて又頑張ります。

Shuugou

こんな素晴らしい循環をまだまだ続けさせて頂きたいと願っています。

今までご協力下さった皆様、これからも引き続きお願いいたします。

新たに協力を・・・とお考えの皆様も宜しくお願いいたします。

園内にプルタブ入れのツヨシくんがお待ちしています。

2011年3月24日 (木)

サクラっ子。

サクラのお腹に赤ちゃんがいるのかなと思い始めてからどれくらい経ったかしら。
そのサクラのお腹が大きくなって、それから運動場へでなくなって、お部屋に草のベッドが敷かれて、「そろそろなんだな・・・」とワクワクしていました。
隣のお部屋にいるゴンタくんがやたらとサクラを気にしている様子だった日に、もうホントにそろそろなんだろな・・・と思ってたら、ついに

生まれたぜ、ベイビー

やったぜ、ベイベー

なんてうれしいニュース

それから2日後に動物園へ行ったけど、その日はまだ「立ち入り禁止」

柵越しに、あんなことやこんなこと、あんな格好やこんな格好をして覗き込んでみたけど姿は確認できず。残念。

早く会いたいな~

そしてその日が意外とすぐにやってきた。

じゃ~ん

1

か、かわいいです 
最初に見たときと比べて、頭の角がずいぶん立ってきました。
今度飲み会があるとき、その『まつげ』貸してね。

出産は結構時間がかかったようで、飼育員さんもやきもきしたとか。そのお話は、飼育員ブログにて(動物園のホームページから)ご覧くださいね。

最初に会った日は、まだ足元がおぼつかないかんじに見えました。最初は母親のそばを離れないものと思っていたら、まったく私を恐れることなく近づいてきました。そして
わけがわからないけど、一人で走りまわっていました

人見知りしない。一人で走り回る。
う~ん。もしかしてもしかしたら大物になるかもしれません。

女の子です。
サクラの子供は、第1子と第2子とも男の子でしたので、長女になります。
私の中で長女は、しっかりもので面倒見がよいイメージですが、果たしてそれは動物も同じなのかな?
おてんばっぽいですから、あやしいものです。

サクラは3度目ともなれば、子育ても上手にこなしているのだと思います。余裕があるように見えます。(欲目でありませんように)

すでにふれんZOOの仲間はまたそれぞれに好きな名前で呼んでいますよ
もちろん私も。
募集に備えて、みなさんもサクラっ子にステキな名前をつけてあげてください。
よろしくお願いいたします。

2                             サクラお母さんと。

バンビに見えなくもない・・・
顔だけ見てると、ウシにも見えたりする・・・
なんにしても言えるのは

かわいいってこと

是非、サクラっ子に会いにいらしてくださいね。
きっとあっという間に大きくなりますよ。
お待ちしております。   (に)

2011年3月20日 (日)

ホクトの献花式

去る12日に、ホクトの献花式がありました。

ホクトの姿が見れなくなってから1週間。自分なりに心の整理をして、この日ちゃんとホクトを見送ろうと思っていました。

これを信じるか信じないかは別の話になるのですが・・・。
以前、飼っていたチャウチャウ犬を亡くして、失意のどん底にいた時のお話。
ああいうのをペットロスっていうのだろうなと今となって思うのですが、もうホントなんにも手につかなくて悲しくて悲しくて仕方なかったのです。

その時、心に聞こえてきた言葉

『(に)ちゃん、そんなんじゃ、あちらの世界に行けないよぉ』

それは私が自分自身に言わせた言葉なのか、それともあの子の気持ちだったのかは、わかりません。
でもその時、そうか、私の気持ちが彼女を手放せなくて引きとめてしまっていたんだなと思いました。
しっかりしなくちゃ、ちゃんと私が送ってあげなきゃ、そう思いました。

それ以来、動物たちとのお別れは、「悲しい」という言葉では表現しきれないほど辛いけど、きちんとお見送りしなきゃという思いを持つようになりました。

ふれんZOOの仲間でホッキョクグマが大好きな方も
『今日までは思う存分泣こう、泣いていいって自分で決めてた』と言われてました。

みんなそれぞれの思いで、ホクトの献花式を迎えました。

Photo

お花に囲まれたホクトは、いつもどおりかわいい。

手前向って、左のステキな胡蝶蘭はピースの会から、右のアレンジはホクトが2年間お世話になった愛媛のとべ動物園から頂きました。ありがとうございます。ちなみに中央の寄植えは私たちふれんZOOからです。

式の間、いつユキが寝室のドアをバンバンやり始めるかみんなで心配していたのですが、ユキは、驚くほどいい子でした。
献花が始まったとたんバンバンしましたが、数回でやめて静かになりました。きっとユキもお花をあげたかったのでしょう。いえ、そのパンパンでお花を添えたのだと思います。

献花台はたくさんのお花でいっぱいになりました。
多くの方々に足を運んでいただいて、ホクトもうれしかったと思います。

Photo_2

ホクトへの思いで胸がいっぱいになりました。
泣いても泣いても涙が出た日々とお別れしました。

今月末まで、展示場の横に献花台が置かれるそうです。
うれしいことにホクトへの献花は耐えることがなく、献花台から順番にホクトの寝室に置くようにしてくださっているそうです。
そして、ホクトへの温かいメッセージもたくさんの方が書いてくださり、スペースがなくなるのでないかと思うくらいです。
ありがとうございます。

Photo

ホクト、愛されていたんだね。とても誇りに思います。
そして今もみんな
ホクトが大好きだからね。

ありがとう。

安らかに・・・    (に)

追伸 ドイツ、ベルリン動物園の人気者ホッキョクグマのクヌートが亡くなったそうですね。環境大使に任命され、映画にもなった世界的アイドルの突然の死に、また心がしぼんでいます。

2011年3月17日 (木)

When we wish upon a star

このたびの災害で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。
そして亡くなられた方々のご冥福を心からお祈りいたします。

ここ1週間のあいだ、海外に住む友人たちから励ましのメールをたくさん受け取りました。

心は日本の皆さんとともにある
だから心を強く持って、この困難な時を乗り越えてください   と。

被災地にも諸外国からの救助隊が駆けつけて、日々活動をしてくださっていると聞きます。
国を越えて、温かい心をよせてくれることがとても嬉しく、また心強いです。

実はもうひとつ、国を越えて動き出したことがあります。

被災地にある動物園や水族館などがどうなっているか心配していましたが、時間が経つにつれ、それぞれの動物園、水族館の状況がわかりはじめたようです。
そこで、日本動物園水族館協会が、それらの被災園館への支援にのりだしたそうです。

これを受けて、15日にWAZA(世界動物園水族館協会)がこの被災した日本の園館をサポートするための基金の受付をはじめてくださったようです。

私たちは今、世界中の人から温かい思いを受けています。

心の底から・・・

『ありがとうございます』

被災地に思いをはせるとき、心が痛みます。
自分に何ができるのか、できることからやっていこうと思います。

どうか私たちの祈りが届きますように。
どうか、どうか・・・。    (に)

2011年3月13日 (日)

皆様のご無事をお祈りいたします。

このたびの地震、津波による災害で被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます。

このブログも、岩手、宮城、福島など東北地方からアクセスしてくださる方々がいらして、みなさんをはじめご家族やご親族がどうかご無事でありますようにと祈るばかりです。

そしてその各地にある動物園や水族館は、大丈夫かしらと心配しています。ニュースで取り上げられないことが何事もないことの知らせだと思うことにしています。

今日の周南市は、日差しが穏やかで暖かい一日でした。
一日も早く皆さんの心がそんなふうになればいいな、と太陽の下で思いました。

ひとつでも多くの命が救われますように。

ご無事でありますように心からお祈りしております。    (に)

2011年3月 8日 (火)

TOKUYAMA ZOO CLASS~2月~開催しました♪

遅くなりましたが・・・2月26日 TOKUYAMA ZOO CLASSを開催しました♪

テーマの動物は ツル

まずは、ツル型紙飛行機づくり 型紙に色ぬりをし、切り貼りしていろいろなツル型紙飛行機を作りました。

Tutu

続いては、ツルの渡りゲーム。

参加者がツルになってシベリアと八代を往復し、毎年八代にやってくるナベヅルたちがいかに大変かということを体験してもらいました。

Wata

その後、徳山動物園にいるツルの仲間を飼育員さんから紹介してもらいました。

次回は、

おさらいスタンプラリー

3月26日(土) 雨天実施です。

みなさんのご参加、お待ちしております      (マッキー)

星になったホクト。

3月になったことを忘れさせるように寒かった5日の朝、私の大切な息子、ホッキョクグマのホクトがお星さまになりました。

あまりにも突然の出来事で実感がなく、だけどそこにホクトの姿がなくてとまどっています。

お伝えしたいことは、

ホクトは苦しんだりしないで眠るように旅立ったそうです。

そして、残されたユキは、ホクトが星になったことも、そのせいでホッキョクグマ舎の周りに重い空気が漂っていることも全てを理解していて、それでいて私たちを癒してくれています。
ユキはずっとホクトと一緒だったから、ホントはユキが一番淋しいと思うのに、悲しそうにしているとタイミングよく笑わせてくれます。まるで『笑って』と言ってるみたいに。

私はいつも動物たちを守りたいと思っているのですが、こんなことがあるといつも、ホントは動物たちに守り癒されている、そんな気がしてなりません。ありがとうという気持ちとすごいなという気持ちが交じり合います。

出会いがあれば別れもあります。
わかっていても淋しくつらいです。
ユキや飼育員さんたちの思いを想像すると
心が張り裂けそうになります。

でもずっと悲しんでいてもホクトは喜ばないから
ぐっと顔をあげていかなくちゃ。
ホクトのぶん、ユキに元気で幸せでいてもらえるように
がんばらなきゃ。

心の中にいつもホクトはいるから。

ホクト、ありがとう。

伝えたいことはたくさんあるのだけど、今はこれで・・・。    (に)

追伸 ホクトのための献花台が昨日設置されたそうです。メッセージボードも置かれるそうですので、お時間が許すようでしたらホクトへのメッセージをお願いします。

2011年3月 3日 (木)

ニュースです!

花粉症がひどくて動物園に行けません。
鼻はムズムズするし、目だけでなく顔じゅうがかゆいです。
我慢することができないくしゃみは、下手したら腰がぬけてしまうんじゃないかという勢いで、5メートルほど後ろに飛んでしまいそうです
動物たちに会いたいのに、会えないなんて
みんなが会いに来てくれたらうれしいな

ピンポーン

はぁ~い

って出てみたら、そこに動物たちが並んでたりして・・・

ニタァ

ブレーメンの音楽隊みたい?
ユキが「具合どう?」なんて言いながら、ケーキの箱を差し出して。ふふふ。
いや、待てよ。
ユキは食いしん坊だから、食べちゃうな

妄想、止まりません

ニュースは、決して私が花粉症だと言うことではなくて・・・。(すみません。前置きが長くて)

先月下旬、すごいニュースを新聞で見つけました

23日の中国新聞で、「放鳥ヅル」と「野生ヅル」のペアが誕生した可能性が高いという記事です。

*「放鳥ヅル」と「野生ヅル」の違いを知りたい方はこちら

この2羽の求愛ダンスは、ツル保護研究員の方によって目撃されていたそうですが、なんと21日の朝、餌場での交尾が確認されたそうです。

わぉ~

今も行動を共にしているそうで、ペアになる可能性が高いそうです

そうなると、やっぱりこの2羽がともにシベリアへ北帰行し、子供を連れて八代へ戻ってきてくれる・・・
そんな期待が高まるわけです。

現実になるといいですね

今日は、ここ数日の陽気が嘘のように寒くて、時に雪がちらつくお天気でした。
でも春は間違いなく近づいているわけで、ナベヅルたちの北帰行ももうすぐなのかなと思います。

祈りながら
そして
期待しながら見守りたいと思います。   (に)

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