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2011年1月の記事

2011年1月30日 (日)

フライングケージの物語 その4 鴛鴦 って読めます?

失礼なタイトルから始まりまして  m(. ̄  ̄.)mス・スイマセーン

仲の良い夫婦の例えに使われますよ・・・(?)

読み方は オシドリ です。

ご無沙汰しています。皆様お変わりありませんか?

物語その4ではオシドリを取り上げました。いつもの調子と違って今回は私が

物語の案内人?をさせて頂きますが、どうぞ最後までおつきあい下さい。 o(_ _)oペコッ

今オスのオシドリは美しい羽をしています。

Dscf0979_2

この写真は水浴びの直後で羽づくろい中です。( 間が悪くて残念 )

突然ですが、 恋の季節が始まりますよぉ

一般に4月から8月が繁殖期で、仲の良いオシドリが誕生します。

寄り添って泳いでいる姿を見ていると、なんとも羨ましい

 (アレレ・・・あはっ失礼 )

美しい光景ですよね。

                                            Dscf0988_3

この2羽はもうカップル成立でしょうか? オスは水浴びの後の羽づくろいに夢中

で、その後メスは退屈なのか去っていきましたが・・・「あーつまんない」ってとこ

でしょうかね?

そこでというか、又お尋ねします。

このブログの2行目にある (?) はなんでしょうか (゚Д゚)ハァ?。

実はずーっと仲が良いかは なのです。

オシドリの子育てはメスの役目で、2羽がずーっと一緒にいるわけではない

のです。メスが抱卵するとオスは他のメスのところへ行くこともありますし、次の

年には違う相手とカップルになります。 ガーン 

えぇーっ なんて思わないで下さいね。自然界では特別なことではなく、又これも

必要なことなのでしょう。

でも徳山動物園のオシドリは仲が良くて、メスが巣箱で卵を抱いている時に、オス

は巣箱の上で 見張りをしている光景を見ることが出来るそうです。

ただね、以前こんなことがありまして・・・オス同志の仲良しカップルが出来まして

(うーん)、 一緒に散歩や並んで日向ぼっこをしていたんですよ。長続きはしま

せんでしたが 、ちょっとしたミステリーだったのです。

現在オス2羽、メス3羽です。卵は産むのですが残念ながら雛の誕生はありませ

ん。

ところでオシドリの好物をご存知ですか?

あ・ら・ら 又質問をしてしまいました。私の悪いクセのようです。

答えはドングリです。

「えぇーっ」って思いませんか、水鳥なのにねえ・・・しかも丸呑みするのですよ。

消化するの大変じゃない 

「ゴックン」 って、 だから小さいものから選んで食べるらしいとか・・・(笑)

森の中の水辺に隠れるように住んで、朝・夕にドングリを食べるのです。 

泣かなくてもいいのだけれど想像すると・・・ううっ  

鳥の中でも特に神経質で臆病なのです。

巣は木に開いた穴で、そこに卵を産み育てます。ちょっと他の水鳥とは違った生

態ですよね。

オシドリの美しい羽の中で特徴的なものが下の写真の「いちょう羽」です。

その名のとおりいちょうの形をしていますよね。

Dscf0986_2      Dscf0999

左右に一枚ずつ生えていて、ピンとたってなかなかかっこいいものです。

一番最初の上の写真は水浴びの後ですから、かっこよさはイマイチですし、・・・

上の写真も角度が悪いし・・・

是非本物を見に来てくださーい 。・゚゚・(≧д≦)・゚゚・。 

本当にかっこいいんだからぁ

右上の写真のいちょう羽は、大きさを解っていただければと思いまして・・・

これが一番まともな写真でしょうか

オシドリのオスは繁殖期を過ぎると換羽します。エクリプス羽といい「輝きをうしな

った羽」という意味です。エクリプスとは「食」のことで、日食をソーラーエクリプス・

月食をルナーエクリプスといいます。余分なお話ですがちょっとロマンチックな響

きを感じて取り上げました。

換羽してしまいますとオスのオシドリは、メスとほとんど見分けがつきません。

その時期にいらっしゃった方のために、見分け方をお教え致しますので、お友達

にガイドを宜しくお願い致しますね。

羽では見分けがつきませんが、オスはクチバシが赤いのでわかります。もう一つ

紛らわしいのがカルガモです。ただオシドリは体が一回り小さいので区別できま

すよ。

フライングケージの鳥たちを全種見分けられたらスゴイですよね。

ペリカンは皆さん自身あるでしょう ( ^ω^ ) 私も  です (笑)

さて長くなりましたね。こんなつもりではなかったのですが 

これだけはご紹介したくて・・・オシドリの越冬地で有名な所です。

鳥取県日野郡日野町根雨の日野川です。

私は昨年11月に行ってきまして、オシドリの数の多さにビックリしました。

鳥取県内で繁殖し、年中生息していると思われるのは約200羽ですが、その他

は北の寒い地方やシベリヤ南東部で繁殖し、秋に日本へ渡り春には北へと帰っ

ていくそうです。数年前の調査では鳥取県内で2000羽余りが確認されています。

根雨地区では400羽余りを数えたそうです。

ここでは観察小屋がありそこから誰でも観察できます。望遠鏡も設置されていま

すし、写真も 撮れますよ。機会があればお出かけください。

また、ホームページをご覧になるのをおすすめします。素晴らしい写真も見るこ

とが出来ますし、関わっていらっしゃる方たちの暖かい思いが伝わってきます。

私は偶然その機会に恵まれましたことに感謝しています。

本当にオシドリは美しいです。

神様は何故これほどまでに?・・・って思いますね。

                     

                   お疲れ様でした ありがとう      うさこ

  インターネツト  検索 → オシドリ → オシドリの住む街へ     どうぞ

  

2011年1月28日 (金)

寒いと震えちゃうぞう~??

しゃれを言ってる場合じゃありませんね。

今年2番目の寒気団がやってくるみたいで

す!先日とても寒い日に会いにいくと、象の「まりちゃん」裏側にいました。

なんと、しきりの扉をまりちゃんが自分で閉めてる真っ最中です。

「まりちゃん」上手思わず叫んでしまいました。

象の鼻は、ご存知のようにとっても器用です。

101225_1546_01_3 表にいる時の「まりちゃん」も素敵だけど、

裏側にいる時の「まりちゃん」はホントに大きいです。

「暖房中は裏側入口の扉は必ず閉めてくださいね

    by まり     ( ありんこ )

2011年1月26日 (水)

1/26(水) TOKUYAMA ZOO CLASS 開催します

寒い日がつづきます。

今月のズークラスは1月26日(水)「キリンからのおとしだま」と題して・・・
14:30~ キリンのフンを利用して肥料の下ごしらえをします。
1リットルの空の牛乳パックに、キリンのウンチなどを詰め込んで、肥料作りをします。こちらでも用意しておきますが、空の牛乳パックをお持ちください。

15:30~は、キリンの観察会をします。お天気や動物の状態によってはできないこともありますが、エサやり体験も楽しめる予定です。

定員は30名程度です。

肥料は下ごしらえをして、しばらくねかせ、完成する頃の4月には、動物たちがたべる植物を植える畑に使います。今回作って、4月に持ち帰って、ご自分のお家で使っていただいてもかまいません。

みなさんのご参加 お待ちしています。(FLAMINGO)

2011年1月19日 (水)

会いたかったよ~。

15日、ついに念願かなって八代へナベヅルを見に行きました。

寒波がやってくるということで、早めに出かけないとあのあたりは雪が積もるに違いないと思いながら、結局午後になってしまいました。

実は午前中、ふれんZOOの仲間を代表して、うさこさんと共にラジオに出演したのですが、どなたか聞いてくださった方はいらっしゃいますか
緊張する予定だったのに、動物のことを話し始めたらすっかりそんなこと忘れてしまってぺらぺらしゃべってしまいました ふふふ、楽しい時間でした

そんなわけで帰宅後出かけようとしたら、山の上空はすでに怪しげな色。
迷いました。が、もう心が八代に行っていたので、やっぱり出かけることにしました。

山を越えたら、雪は休むことなくハラハラと降り始めました。
でも八代で降りしきる雪の中、ツルを見る・・・
なんだかぴったりです
風情があるに違いない。

八代に着いて車を停めたら、ゆっくりと足音を立てないように歩いて、息を殺し、耳を澄ませました。

どこ?

ツルさ~ん、やっと来れたよ~
会いたかったよ~
どこにいるの~?

自分の心臓の音が聞こえる気がしました

Photo
いたぁ!

あそこに見えた!

反対側にいてくれたら、もっと見晴らしがよいのだけど、残念ながらビニールハウスが邪魔になって見えにくいです。
ツルたちにすれば、この目隠しが逆に安心できるのかもしれませんね。

・・・

感動

シベリアからやって来たんだよね~。
すごいな。ここまでたどりつくまでの苦労話をそれぞれのツルにインタビューしてみたいものです。

五感を研ぎ澄ませて動物たちと同じ空間に溶け込む。
そんな時間がとても好きです。
私は降る雪も気にしないで、じ~っと見ていました。

あれ?

11羽以上いる!
現在野生のナベヅル8羽に、出水市から移送、放鳥されたツルが3羽のはずだったのに。

まさかナベヅル以外も一緒にいるとか。
数えてみるとざっと20羽以上になるでしょうか。

おっとっと、聞いてないよ

監視所へ行ってみると、テレビにライブ映像が流れていました。
みんなでえさをついばんでいます。

「11羽以上見えるんですが・・・」
そう言うと、監視員さんや他のお客さんが微笑んで
「デゴイがおるんよ」

デゴイ?
ササゴイの仲間か?


そういえばいつかテレビで見たことがあります。
ナベヅルの等身大のつくりもの。
ナベヅルがやってくる頃にあわせて、このあたりに置くという。
そういうことでしたか。
よく見ていると、そういえばずっと同じ格好のナベヅルがいます。
それがデゴイなんですね。

見ていると離れがたく、かといって、来たときにはまだ地肌がみえていた田んぼもうっすらと雪が積もり始めました。

「また来るからね」
そう言って八代を後にしました。

監視所にいらした方がおっしゃっていました。
最初に来たこの4羽がここに来なくなったら、もう八代に来るナベヅルはいなくなるかもしれない。

そんな・・・
淋しいです

そんなことにならないように、保護ヅル(*)を移送、放鳥する取り組みをされていますが、成果がなかなかあがらないと言われてました。

(*)保護ヅル  鹿児島、出水市で電線にぶつかったり、防鳥ネットにひっかかったりして保護されたものが多い。保護した後、検疫→八代へ移送→受け入れ→馴化→放鳥。
保護ヅル移送計画の概要より。

去年、初めて野鳥ヅルと北帰行した放鳥ヅルのこと、おぼえていらっしゃいますか?
野生の7羽と一緒にシベリアへ渡ったこの放鳥ヅル。冬になったらみんなと一緒に八代へ帰ってきてほしいと願っていました。
ところがこのツルが出水市で確認されたそうです。

鳥がもつ本能は、はるかに私たちの想像を超えているものなのかもしれませんね。

それでもその計画に明るい兆しが見える日が来ることを祈っています。
そしてまたいつか八代に飛来するツルの数が「いち、にい、さん・・・」とは数えることができないほどになりますように。

おまけ

Photo_2

マンホールもツル。
ツルはみんなの宝物

会えてうれしかったな   (に)

2011年1月16日 (日)

1/16(日)雪がたくさんふりました

今日は このあたりにしては珍しく 雪が積もりました。

Photo

昼間でも、このとおり ざんざん降りました

雪の動物園写真~~

Photo_2 水鳥たちは、高いところの止まり木には誰もとまらず、地面に伏せこんで、雪や風をしのいでいました。中には水浴びをするツワモノも 

Aki

昨秋生まれのアキにとっては、コレが初雪
寒くない?大丈夫??

Yuki

雪と言えば、ホッキョクグマのユキでしょうなんだかいい雰囲気。楽しそう

そして、ふれんzooのヤングメンズたちが、雪で親子クマを作ってくれましたよ

Yukidakuma 今日 雪のなか 訪れてくださった来園者のみなさんから大好評をいただいたとのことですよ。
この親子クマ雪だるまみたいに、ホッキョクグマやマレーグマの本物の親子がみれるといいなぁ(FLAMINGO)

2011年1月15日 (土)

旭山動物園園長にお会いしました。

というと、デートでもしたような響きに聞こえますが、決してそうではありません。
ただ、タイトルは興味をひくものでないとね

14日は我が周南市で『次世代エネルギーセミナー』がありました。

文字だけを拾って読んだときは『?』でした。
ところが。
リニューアルを控えている徳山動物園が、この次世代エネルギーテーマパークとして整備を期待されていると知り、興味を持ちました。

次世代エネルギーって、そもそも何なんでしょう。
簡単に言うと、枯渇性資源ではないエネルギー。
主なものに太陽光発電や風力発電、地熱発電、バイオマス発電などがあります。

このセミナーの基調講演が、あの旭山動物園の坂東園長でした。
それがタイトルとつながるわけです
ん~。私にとって今月のメインイベント(もしかしたら今年の、かも)で、とても楽しみにしていました
14日の午前中は、動物園にもいらしたそうですよ。
どなたかお会いになられた方はいらっしゃいますか?

演目は「動物園で学ぶ地球環境~動物との共生に向けた取り組み~」でした。

たったの(?)1時間で、あっという間でした。
お話のなかで、うなづけることがたくさんありました。

おもしろいな、と思ったこと。

旭山動物園で人気のペンギンの散歩は、扉を開けると勝手にペンギンが格子に頭をぶつけながら出て行きます。勢い余って転んだ子もいました
決して強要しない。散歩に行きたい子だけが行くのだそうです。だから時によって、お客様がたくさんでも3羽だけとかあるそうですよ。
たかが4、500メートルの距離を40分くらいかけて歩くそうです。ペンギンと一緒だからできるのであって、人間だけじゃ、決してそんなことできないですよね。

そして一番共感したこと。

動物園でたとえばホッキョクグマが眠っているのを30分見たとする。
それでその人が癒されたとするなら、それでいいじゃないか。
それが本来の北極時間だ。
(もしかしたらそれが本来のホッキョクグマたちの時間の流れ方だという意味だったかもしれませんが)

いずれにしても
わかります~。

動物園に行ったけど、どの動物も眠っていてつまんなかったと言われることがあります。
だけどそれが本来、動物たちの一日の過ごし方なのかなと思います。

坂東園長の話を聞いて、私がボランティア志願した時の熱い思いが再び蘇りました。

講演後に、施策紹介として「次世代エネルギーパーク計画」を徳山動物園の方がお話されたときも同じ話がでました。

かつて私も、動物園に出かけると、動物たちをオリに閉じ込めてかわいそうだとかせつない思いが湧いたものです。
でも動物園にいることで、彼らは外敵に襲われることもなく、食べ物の心配をすることもなく生活することができます。
果たしてそれは動物たちにとって幸せか否か?
そのことに関しては、賛否両論あると思います。

その議論はどなたかにお任せするとして、私はただただ

「幸せでいてほしい」

と思いました。

動物園で生涯を過ごす動物たちが幸せだと思えるように、
動物って素晴らしいね、って思う人がたくさん増えるように
動物園にせっかくいらしたのに、せつない思いを抱いて帰られる方がいなくなるように、

そのために自分に何ができるかを探そうと思いました。
動物のこと、動物園のこと、環境のこと、自然のこと、なんでもいいから何かを伝える手助けができないかと思ったのです。

初心に帰る。
そんな講演でした。
私は、また違った意味で次世代へつながるエネルギーをいただきました。

坂東園長が何度も口にされた言葉。

動物の目線で

動物たちって素晴らしい

ホントにそうだと思いません?
動物たちって素晴らしいです

それにしても今の私、熱いです。
修造さんもびっくりです。
熱すぎてこのブログ、明日には燃えてるかもしれませんね

動物園が目指している「環境配慮型次世代エネルギー」をテーマとするお話もまた機会を見つけてしたいと思います。

追伸。 まじめなお話を動物園の方がパワーポインターを使って説明してくださっているのに、そこにアムールトラのケンちゃんの写真が映し出されて、どうしてもそのちょっとまぬけ顔に目を奪われて笑いがこらえきれませんでした   (に)

2011年1月12日 (水)

シマウマっ子。

以前ご紹介したシマウマっ子

元気です

動物園に行くたびに『大きくなってる』と思います。

奥の方にいることが多かったのですが、最近は手前にでてくることが増えたかな。

名前の募集をしていましたが、決まったようです。

こんな掲示がされています

Photo

あなたが名づけてくれましたか?

ステキな名前をありがとうございました  (に)

2011年1月10日 (月)

富田中学校様よりプルタブを頂きました !!

明けましておめでとうございます

皆様はお正月をいかがお過ごしでしたか

今年も徳山動物園をどうぞ宜しくお願いいたします。

新年早々嬉しいお知らせです。

昨年の12月28日のことです。

富田中学校さんからプルタブを頂きました。

かなりの量だということでトラックで伺いましたよ。

先生と生徒会の皆さんに出迎えを頂きまして・・・

目の前のプルタブの量にビックリ

なんと425キロということでした。       

101228_144401  早速、写真を撮らせて

  いただきましたよ。パチリ

 緊張するかと思いきや 

 おばさん(お姉さん )たちは

 リラックスし過ぎでは

 生徒会長さんごめんなさーい

   o(_ _)oペコッ (=゚ω゚)ノ o(_ _)oペコッ

約7年かけて集めたそうです。大変な量ですね、ご家族・知人・地域の皆様の

協力もあってのことでしょうね。ありがとうございます

       

101228_154801_2_2  この大きな袋2つ分ありましたよ。

 動物園で集めていたものも一緒に

 して、全部で490㌔でした。

 今年も車椅子を 購入できそうです

 動物園では他にも沢山の方たちが、

 プルタブを持ってきて下さいます。

 このブログを借りてお礼を申し上げます。

 ありがとうございます

 

プルタブ1個はわずか約0.4gです。

今までに集めたプルタブの合計は2000㌔を

超えました。

さて、プルタブは何個でしょう ・・・なんてそういう計算は得意な方にお任せ

しますね。答え教えてくださーい 

千里の道も一歩から・・・といいますが、本当にそうなのですね。

園内で車椅子が利用されているのを見かけると、役に立っているのだと嬉しく

なります。

どうぞ気軽にご利用くださいね。ひとつお願いは、正しい使い方で安全第一を

お願い致します。

皆様の暖かい応援を頂いて、私たち周南ふれんZOOは今年も

「プルタブ集めて車椅子 運動を続けてまいります。

ご協力を宜しくお願いいたします。

そしてもちろん、

徳山動物園をよろしくお願いいたしまーす

                      うさこ

          今年はウサギ年です さらに頑張るピョ~ン

  

2011年1月 4日 (火)

お帰りなさい。

あけましておめでとうございます

昨年は、私たち、周南ふれんZOOのブログにおつきあいくださってありがとうございました。

今年も少しでも多くの方が、『動物園に行きたい』『動物園ってすばらしい』と思ってくださるように、私たちも楽しみながらやっていきたいと思っております。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

年末年始のお休みで、ご実家へ帰られた方、そして国内、海外へお出かけになられた方。お帰りなさい。

今年第1号ブログは、お帰りなさいがテーマ。

ナベヅルです。

Photo

昨年10月、新幹線口で撮りました。
ただ今4羽という掲示がご覧いただけますか?

『お帰りなさ~い。』
帰ってきてくれてありがとう

この第1陣が周南市八代盆地にやってきたのは10月27日朝のことでした。
4羽は家族とみられるそうです。

その後、12月20日に3羽、そして28日に1羽がやってきました。
というわけで、現在飛来したナベヅルは8羽になりました。
昨年よりも1羽多いですね

第2陣の3羽は、他のナベヅルの案内なしで『ねぐら』へ帰ったそうで、少なくとも1羽は以前八代に来たことがあるツルだといわれてるそうです。

おもしろいです。まさに動物の「へぇ~」です。
そんな話を聞くとツルの世界が垣間見えて興味をそそられます

今年こそは、本州唯一のナベヅル越冬地である八代へ出かけてナベヅルを観察したいです。

鹿児島県出水市から輸送され、放鳥されたナベヅルたちとともに、みんなが元気で過ごせますように祈っています
そしてまたみんな揃って北帰行してくれるといいなと思っています。

ナベヅルは、私の中で周南市を思い描くシンボルです。
きっとこれから先、どこへ引っ越して行ったとしても(引越しはしない?たぶんしないと思う?しないんじゃないかな?ま、ちょっと覚悟はしてます・・・わかります?これ。最後ちょと変えました。だって著作権とか言われると困るから
冬が近づけば「ナベヅルは来たかな」と思うでしょうし、春がくれば「無事に旅立ったかな」と考えながら、周南でのことを思い出すでしょう。

周南市の宝物として、ずっとずっと大切にしていきたいですね   (に)

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