今日も閉園30分前ぎりぎりで動物園に行きました。
私は動物に会うと、彼らの名前を呼びます。
だからまわりで動物をご覧になってる方たちにヘンな目で見られることもしばしば
家族にも気をつけなさいと言われるのですが、でもこれってもうホント、私にとってはごく自然な行動で、朝友達に会ったときに「おはよう!」と言う行為と同じことなのです。
前にも書きましたが、動物たちは行動が同じ日がなくて、私のことが大好きな日もあれば、全く私に興味がない日もあります。
アシカたちはその典型で、私がそれぞれの名前を呼ぶと、挨拶をしに来てくれる日もあれば、まったく自分の泳ぎのペースを変えることなく遊んでいるときもあるし、ある時は「ずっと待ってたよ~」と言わんばかりにバシャバシャと音を立てて私のほうに向って泳いで来てくれたりします。
特に最近は私が黒いダウンを着ているせいか、飼育係さんと間違えてると思うのですが、表現できないくらいの勢いで泳いでくることがあって、今日がまさにその日でした。
ミュウ(♀)の方が先に私を見つけて、ゴォォォォーツと泳いできて、なんだかアピールして、プールの壁に垂直に体を貼り付けそうになっています。ドでかいヤモリ??とでも言うんでしょうか。そうなるとシャップ(♂)だって黙ってない。ものすごい音で泳いできます。
ミュウは喜びを体で表現するかのように「イルカ?」と思わせるようなジャンプもして、
「ご飯くださ~い」
私は楽しくてその様子をキャッキャッと笑いながら見ていました。
いつもならそんなことしてるうちに「あれ?飼育係さんじゃないのか・・・」とトーンダウンするのですが、今日は気づいてないというか遊んでいるのか、エスカレートしてしまってミュウは、中央のお立ち台(私が勝手に名づけました普段二人は交互にここに上がって、エサをもらいます。)にあがって、ずっとこっちを見ていました。
「ごめんね~。私はご飯あげたくても、何にも持ってないの。」
それでもじっと私を見つめているミュウ。
「私にあげられるとしたら、愛だけ~」と言って、ロミオがジュリエットにするように両手を胸の前で広げてみました。
プイ。
ミュウが真横ををむいて「それはいらない」
え まさか。今のは偶然よね
またじっと私を見つめてるミュウ。
気を取り直して。
「私にあげられるのは、愛だけ~」と言いながら、オープンアーム。
プイ。
そっぽをむいて「それはいらない。いるのは、ご飯」
それで私が飼育係さんじゃないと気づいたのか、パシャンとプールに戻ってしまいました、とさ。
あはははは
なんだか悲しいような気もするけど、楽しい
ミュウと私、いつかアシカショーでデビューできるかも
最近アシカのそばにエサの販売機ができたのご存知ですか?
エサが販売されているときは、ご自身でエサやりできます。
エサのあげ方などルールを守って、楽しくアシカと遊んでみてくださいね。
アシカのぱくぱくタイムもあります。
タイムテーブルはホームページで確認してみてください。
あ~。今日も楽しい動物園でした(に)